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ぼたんえびの雑記

クラシック音楽を中心に適当な事をだべるサイトです。どうか気軽にお読みくださいm(_ _)m

youtubeで音楽を聴く

その他

現在世界の音楽業界はもはや音楽データの配信が主流となっているらしいが、物を愛する日本人にとって、相変わらずCDは大切なものだし、LPすら現役なんて方々が大勢いる。

 

最近はCDよりも音の情報量が多い(いわゆる、ハイレゾですな)というのだから、そろそろ本格的にCDを持つメリットが薄れつつあるのが現状である上に、youtube無料で色々な演奏が聴き放題。さらに、フルトヴェングラーをはじめとする著作権切れの演奏になると、録音をアップすることが合法であるから、個人が勝手に擬似ステレオ化、リマスタリング、なんでもありである。

しかし、音楽産業に投資する事をやめてしまっては音楽自体が滅びる。音楽を愛する者は演奏会に行き、録音は基本的にはちゃんと買いましょう。

私は基本的に物を愛でる派なので、充分音楽産業に貢献しているつもりだ、が、

 

…そうは言ってもクラシック音楽は星の数ほどの録音が存在するのです。全部買うのは無理です。天国にいらっしゃる偉大なる音楽家たちよ、お許しくださいm(_ _)m

 

さて、懺悔が済んだところでyoutubeでも音楽を聴こう!

 

フルヴェンと言えば、バイロイトの第九。擬似ステだと結構印象が変わる。モノラルだとやたら前面に出ていた木管楽器がちゃんとオケの後方に引っ込むのが嬉しい。そしてフルヴェン伝家の宝刀弦楽器ウネウネ指数が大幅アップ。なんだかんだでフルヴェンの第九で音質は良い方、バランスに関してはトップレベルだし、やはり重要な演奏であることを再確認。ブライトクランクとか、それを復刻したグランドスラムなどの擬似ステCDは、高くて買う気にはなれないので擬似ステはこれで満足。(モノラルは当然現物所有)

 

第九と言えば、テンシュテット&ロンドンフィルの91年ライブも発見。これは個人的に合唱とソロ歌手たち含む、演奏者達のテンションの高さがバイロイトの第九に唯一比肩する演奏だと感じるので、必聴。音質は当然フルヴェンの100倍良いし…バイロイトの第九は特に合唱が不明瞭なのが痛い~_~;

 

テンシュテット指揮におけるトゥッティの音は一体どうしてこのように鳴るのかわからないが、異常にパワーがあって密度の濃い、化け物のような音を出す。だが最近、この音を出す秘訣はホルンにあるのでは?という気がしてきた。4楽章冒頭など、ロンドンフィルのホルンが、本来オケの響きに埋もれる箇所でも非常に凶暴かつ雄弁にビンビン聴こえてくる。

 

ワルターモーツァルトも聴きものだ。コロンビア交響楽団とはほぼロスフィルのメンバーで、小編成だったらしく弦楽器の響きが薄いのだが、現在弦楽器の人数は減らすようになり、響きは薄いのが常識になったので、むしろ現代にも通じる響きになっているという皮肉。低音が結構ガツガツとしているので割と重厚な演奏だが、それでも今の基準からすると穏やかなもので、テンポもゆっくりだ。一般的なモーツァルトのイメージはこっちの人が多いのだろうな…ワルターモーツァルトや前述のフルヴェンのベートーヴェン、それにトスカニーニヴェルディあたりというのはクラシック音楽界においての聖典であり鉄板だ。

 

問題は、過去の演奏を聴きすぎて、現在の演奏が受け入れられなくなってしまうこと。逆もしかり。偏った音楽観が形成されてしまうのですな。

せっかくの趣味なのだから、どんな演奏でも楽しめるためにも、いろんなスタイルの演奏をバランス良く聴くほうがいいと思う。個人的に。

 

ヤフー知恵袋にも、マーラーはバースタイン以外全く受け付けられないという方がいらっしゃった。バースタインのマーラーというのもフルヴェンのベートーヴェンと同じようなシンセイオカスベカラズ的存在と化しているのは確かだが、演奏の多様性を認められない人を見ると非常に悲しい。

 

 

 

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